歌詞データ/われは海の子

われは海の子

作詞・作曲者不詳

我(われ)は海の子　白波(しらなみ)の
さわぐいそべの　松原(まつばら)に
煙(けむり)たなびく　とまやこそ
我がなつかしき　住家(すみか)なれ

生まれてしおに　浴(ゆあみ)して
浪(なみ)を子守(こもり)の　歌と聞(き)き
千里(せんり)寄(よ)せくる　海の気(き)を
吸(す)いてわらべと　なりにけり

高く鼻(はな)つく　いその香(か)に
不断(ふだん)の花の　かおりあり
なぎさの松に　吹く風を
いみじき楽(がく)と　我は聞く

丈余(じょうよ)のろ　かい操(あやつ)りて
行手(いくて)定(さだ)めぬ　浪まくら
百尋(ももひろ)千尋(ちひろ)の　海の底
遊びなれたる　庭(にわ)広し

幾年(いくとせ)ここに　きたえたる
鉄より堅(かた)き　かいなあり
吹く潮風に　黒(くろ)みたる
はだは赤銅(しゃくどう)　さながらに

浪にただよう　氷山(ひょうざん)も
来(きた)らば来れ　恐(おそ)れんや
海まき上(あ)ぐる　たつまきも
起(おこ)らば起れ　驚(おどろ)かじ

いで大船(おおふね)に　乗(の)り出(だ)して
われは拾(ひろ)わん　海の富(とみ)
いで軍艦(ぐんかん)に　乗り組(く)みて
我は護(まも)らん　海の国(くに)

イベント当日は上記の歌詞を簡単に入力できるようにしていただき、合唱に備えていただけたらと思います。なお、演奏にあわせて1行ずつ入力いたします。

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